20070831

ミーティング 8/30

今日は今まで考えてきた案を一通り形にしてくるということであった。

Ⅰ、佐々木将彦くん
①パンツについて
形や色については高評価を得られた。
ただモデルとの対話によって生まれた部分は少なくこのままではショーにはだせないという結果になってしまった。

このパンツのポイントをもう1度洗いなおしてみると
1、着替えやすさ→すその部分をジップで開閉できるようにする
2、ポケットに砂が入ってしまう→ゴムでとめられるポケットにする
                 →レースをつけて砂がぬけるようにする
                 (ただこの際ヒップにポケットをつけてしまうと座ったときに砂がはいってし              まうためヒップにはつけないほうがいいのではという案がだされた)

1の部分は解決は出来たと思うが2の部分がまだ不完全なのでサンプルを月曜日までにつくりたい。

②トップスについて
モデルさんがタンクトップが好きということなのでタンクトップをもとに作ってみた。
彼はいつも海に入った後、髪がごわごわしていて大変なので何かフードのようなかぶるものを欲しがっていた。
そこでタンクトップとかぶるものを1つにできないかと考えた。
そこで行きは簡単な入れ物にもなる肩から下がるショルダーバックになっていて、帰りはニット帽になるというものを考えた。
しかし
1、入れてきた荷物は帰りどうするのか
2、ショルダーバックになっていたひもの部分はどうするのか
3、タンクトップにつけるとうえに何も羽織れない
などの問題点がでてきた。
これらの点をどう解決するのか考えたい。

③全体を通して
色味が中間色すぎてショーで印象にのこらないのではという問題がでた。
パンツのポケットの部分やかぶれるものの部分で工夫を凝らしていこうと思う。

Ⅱ、井神紗恵さん
今回はサスペンダーで裾の長さを調節できるワンピースを考えてきた。

問題点
①裾をもちあげても重さでのびてしまう。
②もちあげても動きやすさにつながらない
③サスペンダーを使うことで布による解決になっていないということになった。

このまま長さを調節する形での解決は難しそうなので別の解決策をみつけたい。
現時点では
1、布の分量を多くしたワンピース
2、ワンピースにみたてたキャロットパンツをつくってみようと思う。

ミーティング 8/30

今回は現時点でのアイディアを形にし、具体的な議論をすることが目的です。


①くんくん
大きくなるパンツ のサンプルを持って行きました。布は本番とは違います。
タテに入った柄の部分が折り込まれ、大人サイズが子供サイズになります。

このアイディアは「いける!」と思っていました。
しかし、あまり良い反応は得られませんでした。…厳しいです。



○男の子は成長と共に、長いパンツを履くようになる
○現在の好みの柄を入れても、成長したら好みは変わる

 そして
○時間の経過とともに変化する楽しみを求めるなら、着続ける事を捨てろ
 という意見を貰いました。

着れなくなってからもとっておいて、折り込みを開くと楽しみがある。
以前熊谷くんが出していた、 タイムカプセルの服 です。


構造としては
折り込みをタテではなく、ヨコにする(↓)


こうすれば仕掛けを隠す量は自由になります。

この隠れる部分にお母さんやお父さん、兄妹からのメッセージを隠しておいて
ある時に開いて見る。

この案には納得しましたが、着れなくなった服をとっておいて、しかも何かのタイミングで開くことを誘導しなければならないという課題も残ります。

すてきな案なので、すてきな形にしたい。





②歩さん
 ⒈日焼けの跡を目立たなくするブラウス のサンプル

これは全て刺繍で仕上げるのですが、間に合わないので図案のようにカットしたものです。


やってみて分かったのですが、これ、見た目がつまらないんです。
みんなの反応もそうでした。

そもそも結局グラデーションに日焼けしてしまうことに疑問が残ります。

○普通に“日焼けをしない服”の方が良い
という意見をもらいました。



⒉ 好きな布をつけられるパンツ の途中経過


始めのデザイン画はバランスが悪く、あまり美しく見えないという声もあったので
サンプルはバランスにもの凄く気を遣って作っています。
これは月曜日にみんなから意見をもらおうと思います。

③先生
先生の服は 機能のリバーシブル、仕事着をひっくりかえすと海に適する服 ということで考えていますが

使えると思ったアイディア《→藤本先生 #6
が完全に失敗し、その他の案も時間までに形に出来ませんでした。

それがふがいなくて、ミーティングに持って来れなかったのですが
現物が無ければ議論にもならない。



大きな反省が残りました。
とにかく手を動かさなきゃだめなんだと、本当に思いました。

今度は絶対にみんなを「おっ」と思わせたいです。

ミーティング 8/30





 今日のミーティングでモデルの紀元さんの靴のアイデアをプレゼンしました。

 まだパンツや服の色味とのバランスがわからないので、とりあえず持っていたメンズの木型でサンプルを作ってみました。(写真上:このスクエアトゥの木型でモデルのあきらさんの靴を作ろうと思っています)

 紀元さんはCMなどの撮影現場で靴の脱ぎ履きがとても多いそうです。だから脱ぎ履きのしやすさに加え、動いたり、脱ぎ履きのたびに表情が変わる靴を提案できないかと思って考えたのがこれです。(写真中上・中下) 履いてないとき、履いて動いてないときはこの状態です。それが脱ぎ履きの際やかがんだときに靴が折れて伸びると、何本か入れた切り込みから見える差し色がアクセントになるというものです。ちなみにこれは靴の両サイドの部分のパーツです。表の革の下に伸びる生地、その下にゴムを入れ、最後に裏の革で挟んでいます。履き口はカーブしているためゴムがはみ出してしまっていますが、きれいに見えるようどうにかしたいと思います。あと挟み込む生地と革の色をどうするか検討中です。

 それから、脱いで置いてあるときにもきれいなように靴の中敷きや裏地にもこだわりたいと思っています。試しに前作った靴の中敷きを着物の生地にしてみました。(写真下)

 今みんなの服のようなおもしろさを靴にも何かしら取り入れられないか考えています。具体的には前に出た「靴の靴下」というアイデアなどですが、無理のない形に落とし込めず悩んでいます。難しい・・・

ミーティング 8/30

現段階で決まっているデザインの服を持っていきました。

○ななちゃんの服
・ヘアゴムをボタンにするボレロ




布をななちゃんと選んだり、もってきてもらったりして、
くるみぼたんをつくり、それをヘアゴムにしようと思います。

ボレロにはボタンホールを作り、
気分によってボタン(ヘアゴム)をつけかえたりできるようにします。

ななちゃんはもう学校がはじまってなかなか会えないので、
まだどの布にするかは決まってません。

次に会うのが楽しみです。



・オーガニックコットンのTシャツと変わりポケット

オーガニックコットンでTシャツを作り、
ポケットの案をいくつか持っていきました。

①ハンカチが柄になるポケット



ポケットの穴はフィーリングでやったので、
星なのか、花なのか、人が踊っているのかわからないといわれました。

確かに。

これが決定ではないですが、イメージはこうなります。

意外にこの刺繍に愛着を持ってしまったので、
色々作って、ななちゃんに意見をもらいたいと思います。

②ポケットティッシュがそのまま出せるポケット



あからさまに、ティッシュケースがそのままつきました。
という形になってしまいました。

このまま表面についたら、見た目がきれいじゃないので、
磯谷さんのアドバイスで、
今度はTシャツの内側にポケットをつけたものをもって行きたいと思います。

最後までぐしゃぐしゃにならないでティッシュが使えるし、
とても便利なので、ぜひ使ってもらいたいです。

これも磯谷さんが言ってたことですが、
ななちゃんがハンカチやティッシュを
大人になっても持ち歩く習慣をつけるデザインにしたいです。


・下着の見えないスカート あびこなな #4

○小清水 緑さんの服

冷え性の緑さんには温度調節のできるポンチョを考えています。

暑くなったら腕を出す穴が開いているものか、
半そでがついているものです。

うまく形にできなくてミーティングでの話し合いができなかったので
もうしわけなかったです。

20070830

ミーティング 8/30


 今日は、今まで作った作品のハイライト。それに加えて新たな作品も持っていきました。
まず、麻のシャツの改良版なんですが、Kさんのギターケースの金具が引っかからないように、布を二重にしてみました。すると、機能としては良いんですが、前と後ろの見た目のバランスが悪くなるという意見が出ました。これはまだ僕が、機能をデザインで解決できていないということだと思います。

 
 続いて、H先生のハンカチを入れる胸ポケットなんですが、これは前日に急いで作ったものなので、作っている間にも自分でいろいろと問題を発見できました。ポケットというものは物を出すことはもちろん、しまうことも考えなければならないので、その際に「安定感」みたいなのが必要だと感じました。ポケットの布(この場合レース)を二重にして、通気性を良くするには、もっと安定感が必要です。もう一度デザインし直さなくてはと思います。
 
 写真のポケットはポケット口をカーブさせて、右手でハンカチが取り出しやすいようになっています。また、レースを二枚重ねて上の部分をボタンで留めているので、通気性が良いです。

ミーティング 8/30

ダンサーの紀元さんの上着を発表

------------------------------------------------------------------------------------------------
モデルさんについて 紀元 由有さん                                        
------------------------------------------------------------------------------------------------ 
これまでの経緯
ⅰ)紀元 由有さん #1
  紀元 由有さん #1(同行カメラマン)
ⅱ)紀元 由有さん #2
  紀元 由有さん #2(同行カメラマン)
ⅲ)紀元 由有さん #3
  紀元 由有さん #1(Designer* Matsumura Yuta)
ⅳ)紀元 由有さん #4
  紀元 由有さん #2(Designer* Matsumura Yuta)
------------------------------------------------------------------------------------------------
前回お会いしたときのことを踏まえて「ジャージぽくないジャージ」をコンセプトに作ってみました







いやあ、それにしても皆からはひどく突っ込まれたなあ 笑



 それはジャージ  


        

          伊勢丹のスポーツコーナーに行ってみな        


                            俊平はスポーツウエアを良く見てないんだよ


    ナイキだね 

                       

            なんで切り替えしの部分に敢えてジャージの素材使うんだ


          テカりがジャージ



と、まあこんな感じに・・・・・・・


正直もう帰ろうかな、と思いました


しかし今日はメシアがいました


それはに元井さんに作ったこのタオルです

------------------------------------------------------------------------------------------------
モデルさんについて 元井 朗さん
------------------------------------------------------------------------------------------------
これまでの経緯
ⅰ)元井 朗さん #1
------------------------------------------------------------------------------------------------







一応このコンセプトを説明しておくと彼は自転車が趣味でタオル一枚持っていったり(あっあと防寒用のシャツ持っていくんだけど)、家にいるときもクーラーをつけないから何かとタオルが必要な人





だからタオルを作りました









これがこんな風に変化したって僕はこれをタオルだって言い張ります





何度も言います。僕の作ったのはタオルです


これが上々の評判だったので落ちた気分は帰りには一転、こんな気分になっていたのです

20070829

井神 紗恵さん #4

------------------------------------------------------------------------------------------------
モデルさんについて http://sen-i07.blogspot.com/2007/06/blog-post_4167.html
------------------------------------------------------------------------------------------------
これまでの経緯
ⅰ)井神 紗恵さん #1

ⅱ)井神 紗恵さん #2

ⅲ)井神 紗恵さん #3

------------------------------------------------------------------------------------------------


メイクさん用の写真がなかったので少し時間をもらいとらせてもらいました。



そのついでと言ってはなんなんだけど服についても話しをしてみました。



彼女の基本スタイルは「バック+ワンピース」



そのバック部分をどうするか。



以前もブログに載せたと思いますが、彼女の持ち物はホントに固定されています。



しかも大きいもので手帳(20×10)ぐらい






それさえ収納できればいいそうです。



普段はトートを持っているそうですが、背中からトートがはみ出してよく人に当たるそうです。いつも気にしてしまうそう。



自分としてはここはその人にあたることも考慮してバック以外での解決法を考えていきたい。

公平さん #6

------------------------------------------------------------------------------------------------------
モデルさんについて 公平さん
------------------------------------------------------------------------------------------------------
これまでの経緯
ⅰ)公平さん  #1

ⅱ)公平さん  #2
 公平さん #2(同行カメラマン)
ⅲ)ミーティング 6/7

ⅳ)公平さん #3

ⅴ)ミーティング 7/5

ⅵ)公平さん #4

ⅶ)公平さん #5
------------------------------------------------------------------------------------------------------
公平さんのデニム、いい案を思いつきました!

実際に自分でジーンズをはいて、足を閉じたり開いたり・・・・
すると、股にゆとりがないのが一番の理由だと気がつきました。
ならば、いっそのこと股部分にマチを入れてゆとりを出してはどうか?

さっそく手持ちのジーンズを改造してみることに。

before



after



beforeとafterで、股部分の色の違うところがゆとりを入れたところです。たたんでみるとマチを入れた方は妙な形になってしまいますが・・・


自分ではき比べてみても、思いのほか足が開く開く。
より足が開きやすいように、股の切り替えには、ストレッチデニムを使ってみようか。

公平さん用にプロトタイプを作ってはいてみてもらおうと思います。

20070827

ミーティング 8/27

淵岡優子先生に作ったマタニティウェアのプレゼンをしました。


まず作ったものの説明から。
妊娠期、授乳中、平常時(*授乳が終わり、妊娠前の体型に戻った状態)に渡って使うことのできる
3wayワンピースです。


妊娠中。vネックがお腹まで深く開いているので、大きいお腹でも動いたときにつっぱり感が少ない。

授乳中。紐を引いてVネックを広げ、おっぱいをあげることができる。

平常時。vネックを留め具で止めることで、服の横幅そのものが小さくなる。


ここで問題点が。
授乳中、引いた紐はどのように、何を使ってとめるのか。ということ。
........蝶々結び?ホックみたいな金具?パーカーの紐についているプラスチックの留め具??

平常時、上と同様。留め具ってどんなものを使おう?



プレゼン後、みんなから意見をもらう。

金具、プラスチックなど 固いものが赤ちゃんの顔に触れるのってよくない。

赤ちゃんも遊ぶことができるような留め具にしなよ。

布で、やわらかい留め具を作ったら。......と意見をもらいました。


参考にします!!もうすぐ先生にまた会うので次は試着です。

佐々木 将彦さん #3

------------------------------------------------------------------------------------------------
モデルさんについて http://sen-i07.blogspot.com/2007/09/blog-post_9480.html
------------------------------------------------------------------------------------------------
これまでの経緯
ⅰ)佐々木 将彦さん #1

ⅱ)佐々木 将彦さん #2
------------------------------------------------------------------------------------------------
今日は彼に会って完成した試作品パンツを見せてみた。



形や色などデザイン面については気に入ってもらえた。



ただポケットをゴムではさむようにしたいと言うといろいろなものをいれるからやはりポケットはほしいと言われた。



砂が入るためにポケットをゴムで作ろうとしたのだが他の方法を考えるかゴムの方法でやり通すか考える必要がありそうだ。

またトップスの話については帰り頭がぼさぼさになるのでフードかなにかあれば便利だといっていた。

他の服の部分からフード的なものがつくれないか、例えばシャツの襟を変形させてニット帽になるなど。。
そんなものを考えていきたい。

ミーティング 8/27

吾郷さんの「シャツ風Tシャツ」の発表

------------------------------------------------------------------------------------------------
モデルさんについて 吾郷健太さん
------------------------------------------------------------------------------------------------
これまでの経緯
ⅰ)吾郷 健太さん #1 
ⅱ)吾郷 健太さん #2 
  吾郷 健太さん #2(同行カメラマン) 
ⅲ)吾郷 健太さん #3 
ⅳ)吾郷 健太さん #4
------------------------------------------------------------------------------------------------

この前の発表したときはベースボールシャツぽいや生地選びに難あり、という意見を頂いたので


今回は切り返す部分の位置を変えたり、少し黄味がかった生地を使用したりした。あっあとは襟の形も丸くしてみたり・・・



で、出来たのが上の写真のです。

生地も悪くない、肌触りもいい、襟もそこそこいい

という意見をもらった!

のも束の間・・・・・・・・・・・・・・

乳頭が透けることが判明致しまして・・・・・

ということで生地を変えて作り直すのさ!!!!

藤本先生 #6

モデルさんについて 藤本先生 

これまでの経緯
ⅰ)藤本先生 #1
ⅱ)藤本先生 #2
ⅲ)藤本先生 #3
ⅳ)藤本先生 #4
ⅴ)藤本先生 #5
-------------------------------------------------------------------------------------
先生の服は仕事場から、そのまま海に行けるものを考えています。

ポイントは


○全体
①出来るだけ少ない荷物にする
      →一枚で解決するリバーシブル

②海の砂に困らない、網の小物入れが付いていること(出し入れができると良い)

③好きな色、青を使う


○トップス
①仕事用はある程度きちんとした印象があるように
②衿付きである

○パンツ
①ブルーデニムは不可
②海の時は丈が短くなる



トップスはなんとかなりそうですが、パンツが難しそうです。
きちんと見えて、かつ、動きやすい 
そのような素材を探しましたがあまりピンとくる物が見つかりません。

そこで普段先生もなじみ深いであろうジャージ素材に着目しました。
ジャージ素材は動きやすいのですが、テロテロとした見ためやイメージのために仕事場には適しません。

しかし、それをミシンで細かく縦縞に縫って、コーデュロイのように見せることは出来ないでしょうか。
とにかく実験してみます。

20070826

松本 けい子 #5

-------------------------------------------------------------------------------------
モデルさんについて http://sen-i07.blogspot.com/2007/09/blog-post_401.html
-------------------------------------------------------------------------------------
これまでの経緯
ⅰ)http://sen-i07.blogspot.com/2007/06/blog-post_18.html

ⅱ)http://sen-i07.blogspot.com/2007/06/blog-post_5997.html

ⅲ)http://sen-i07.blogspot.com/2007/10/blog-post_2111.html

ⅳ)http://sen-i07.blogspot.com/2007/08/blog-post_873.html
-------------------------------------------------------------------------------------
母のリバーシブル作成のために実家に帰っています。

母は168cm、53kgと マダムのなかでは
細身の体型なのですが

お腹を手術した影響で
そこだけ脂肪が多くついてしまうそうです。

ウエストの寸法が大きい体型は
一般のマダムにも通じているような気がします。




学校で、人体の勉強をしていて習ったのですが
成人女性の体型は、だいたいあまり個人差がないそうなのです。

痩せ型か肥満気味かで寸法の差はありますが
脂肪のつき方や姿勢などは、大きく差がありません。


しかし年齢を重ねると、脂肪の付きかた、姿勢は
個人個人の違いに、大きくばらつきが出るようになります。


『実際に着せてみないとわからない』ということです。


そのような経緯で
試しに一般の企画のカーデガンの裾と、スカートのウエストを
つないだものを試しに着てもらいました。

結果は惨敗。
町で見かけたら、振り返ってしまう異様な姿です。


アバンギャルドマダム。。。


マダムの洋服の特徴として、
フレアスカートや、Aラインシルエットのスカートといった風に
ごくスタンダードな形のスカートしか履かない印象があります。


次に作るプロトタイプは、スカートの形がスタンダードなものに
なるというところから、作ろうかと思います。

20070825

あびこ ななちゃん #5

------------------------------------------------------------------------------------------------
モデルさんについて あびこ ななちゃん
------------------------------------------------------------------------------------------------  
これまでの経緯
ⅰ) (Designer) あびこ ななちゃん #1
   (Camera) あびこ ななちゃん #1(同行カメラマン)

ⅱ) (Designer) あびこ ななちゃん #2
   (Camera) あびこ ななちゃん #2(同行カメラマン)

ⅲ) あびこ ななちゃん #3

ⅳ) あびこ ななちゃん #4
------------------------------------------------------------------------------------------------
新百合ヶ丘のヨーカドーで
ななちゃんと、ななちゃんのお姉ちゃんとお母さんと私の四人で、
そばを食べつつお話をしました。




ヘアゴムをボタン代わりにしたボレロの話や、
Tシャツのポケットをどうするか話しました。

ポケットティッシュがそのまま使えるポケットは
便利だねーと好印象でした。

ハンカチもティッシュも言えることですが、
「気付かないで洗濯しちゃうのよー、アメとかもねー」
とお母さん。

中身が見えるポケットは、きっと主婦の味方だなとおもいます。

小学校が始まり、なかなか会うのが難しくなってきましたが、
一緒にいいものを考えていきたいです。

20070824

Kさん #6

 モデルさんについて Kさん 

 これまでの経緯  
 ⅰ)Kさん #1 

 ⅱ)Kさん #2 

 ⅲ)Kさん #3 

 ⅳ)Kさん #4

 ⅴ)Kさん #5
 

 今日、Kさんのシャツを柿渋で染めています。いったんシャツの状態で染めてみたら、立体なだけあってムラができてしまいました。また、糸やレースがうまく染まりませんでした。柿渋は意外と値段が高いのでショックです。。。

 そして、作る前の布から染めることに。柿渋は日光にあてると色が濃くなるそうなので楽しみです。

峯岸 麻衣さん #4

------------------------------------------------------------------------------------------------
モデルさんについて  峯岸 麻衣さん
------------------------------------------------------------------------------------------------
これまでの経緯
ⅰ)峯岸 麻衣さん #1

ⅱ)峯岸 麻衣さん #2

ⅲ)峯岸 麻衣さん #3
------------------------------------------------------------------------------------------------




 デザイナーの松本佳苗と一緒に、モデルの峯岸麻衣ちゃんと新宿にて話しました。

 最初にいくつか考えてきた案を見せたのですが、反応はまずまずといった感じでした。彼女はいつも言っているように、服選びにあまりこだわりというものがありません。いつもデニムを履いていますが、その理由もデニムという素材が好きというよりは、合わせやすいことと青色(海の色)が好きだから、加えて足が曲げられるものであればいいといった感じでした。

 話だけしてても進まないので、とりあえず服を着てもらって反応を見てみようと思い、お店をまわっていろいろ試してみました。

 彼女にはやはり、好きな色だという青色が似合っていました。パンツは黒の細めのものが一番しっくりきていたように思います。また、別の店で履いた後染めの黒のストレッチデニムをとても気に入っていたようで、「すごく履きやすくていい!後で買いに来ようかな(笑)」と言っていました。細めで少しだけブーツカットになっていたので、足がきれいに長く見えていました。でも太ももがしっかりしてるのは隠しきれてなかったので、どうにかしなければいけないと再確認です。

 帰り際、彼女はすごく疲れていたようでした。「人が多くて・・・」 また、ハイブランドの店に入ったときも少し困った様子をしていました。後でデザイナーの松本佳苗に聞いたことなのですが、「自分が野暮ったいことはわかってる。女の子っぽい服は恥ずかしくて着れないし、エレガント過ぎる服も同じ理由で着れない。さっきお店で見た靴かっこよかったけど私には履けない。」と言っていたそうです。
 
 彼女の服選びの基準があるとすれば、それはかっこいいか悪いかといったことはあまり関係なく、自分にとっていかに違和感ないか、自然だと思えるかということなんだと思います。それを無視して提案することはできないので、そのバランスを考えながらデザインしていきたいです。

 靴に関しても早くデザイン画や部分的でも試作品をあげてきたいと思います。  

20070823

ミーティング 8/23



今日は完成したりーしんのワンピースをみんなの前で実際に人に着せて発表しました。

 だいたいのかたちとしてはよいものの、細かい部分でバランスを調整する必要がありました。

 例えば、スカートのボリュームが重すぎました。着ていては気にならない程度なんですが、座ったときに違和感があったり。また、二枚重ねのスカートも丈のをもっと美しくできる気がします。

 というわけで、素材をもっと軽くして、スカートのボリュームを調整して次のステップへ進みたいと思います。

ミーティング 8/23

○あびこななちゃんの服

①ハンカチを入れるポケット
ハンカチが…

・柄になる
・出てくる
・きれいにたたまないと入らない
・たくさん入る

このようなポケットを考えているというプレゼンをしました。

ハンカチが柄になる、きれいにたたまないと入らないというポケットは
あってもいいと思いますが、
他の二つについて意見をもらいました。

「出てくる」ということに関しては、
ハンカチがしわしわになってしまうので、
ハンカチではなくポケットティッシュを入れてはどうかということ。

「たくさん入る」ということに関しては、
ななちゃんが友達にも貸してあげられるようになりたい
といっていたので考えたのですが、
ちゃんと一枚もつことで十分で、無駄にたくさんもつ必要はない。


このような意見をもらいました。


なので、ななちゃんのポケットは

・ティッシュがそのまま出せるポケット
・ハンカチがすっきり入って柄になるポケット

を考えていきたいと思います。



②ヘアゴムとむすびつく服

ななちゃんはヘアゴムをたくさん持っているので、
そのことを生かして楽しめる服はないかと思って考えました。



ボタンホールが二つあいていて、そこに飾りをつけるボレロです。

でも、これだと…

・飾りの大きさが色々あるから、ボタンホールの大きさが決められない

・飾りが一つのものはつけられない

という問題点がでてきます。

ここで他のメンバーにもらった意見で、

・ボタンホールじゃなくて引っ掛けられるものをつければいい

・ボレロに合わせて、ボタンにもヘアゴムにもなるものを作ってあげればいい

というのがありました。

「引っ掛けられるもの」だと洗濯が怖いなと個人的に思ったので

もうひとつの意見で進めて行こうと思います。

○小清水 緑さんの服

緑さんは冷え性なのですが、寒いことを考えすぎて着すぎることがあります。

そこで温度調節ができるものを考えています。

たとえばポンチョだったら、暑くなったら腕が出せるものです。

他の人に意見がもらえるように、早く形にしたいです。

淵岡 優子先生 #2



------------------------------------------------------------------------------------------------
モデルさんについて 淵岡 優子先生
------------------------------------------------------------------------------------------------
これまでの経緯
ⅰ)淵岡 優子先生 #1
------------------------------------------------------------------------------------------------

8月23日、鵠沼海岸の淵岡先生のご実家で
対談を行いました。


先生はこの日、チェックのチュニックブラウスを着ていました。
訪ねてみると
そのブラウスは授乳服でした。





胸から下の胴体部分がゆるゆるに作られて
衣服の下から授乳することができるそうです。



チェック柄は特に好きなわけではなく
授乳服(およびマタニティ)には
そういったかわいい印象のものが多いらしいです。


『シックで女性らしいものか
シンプルで細身なものが本当は好きだけど、
売られているものは、ゆとりのあるふんわりとしたものやかわいいもの』


先生の希望は、コンサートでも着ていくことのできる
きれいできっちりとした印象のある 授乳服だそうです。


それから、『妊娠や授乳という期間は短く
そのためにいい洋服を買うことは憚れる。』
とも言っていました。

妊娠から、授乳期を経て、最終的には普通の洋服に戻る
マタニティウェアが目標になりそうです。

ミーティング 8/23

前回に引き続き吾郷さんのプレゼン。

------------------------------------------------------------------------------------------------
モデルさんについて 吾郷健太さん
------------------------------------------------------------------------------------------------
これまでの経緯
ⅰ)吾郷 健太さん #1 
ⅱ)吾郷 健太さん #2 
  吾郷 健太さん #2(同行カメラマン) 
ⅲ)吾郷 健太さん #3 
ⅳ)吾郷 健太さん #4
------------------------------------------------------------------------------------------------


この前のミーティングで保留になったTシャツ60枚計画を少し変化させシャツ風Tシャツなるものを提案した。





これの狙いとしてはシャツ風(シャツではない)の仕立てを白Tシャツに落とし込むことで子汚い印象を緩和し、また長持ちするようになる、ということである

皆からもらった意見

✸肩ヨークの位置がベースボールシャツぽい
✸生地の検討が必要
✸装飾が入ったらいいかも  etc


まあまあいい評価がもらえたので良かったです。が、「60枚計画」もいいかなと・・・・・・・・作るの大変だけど

20070822

石井さん #7

------------------------------------------------------------------------------------------------
モデルさんについて 石井さん
------------------------------------------------------------------------------------------------
これまでの経緯
ⅰ)石井さん #1

ⅱ)石井さん #2

ⅲ)石井さん #3

ⅳ)石井さん #4

ⅴ)石井さん #5
 
ⅵ)石井さん #6
------------------------------------------------------------------------------------------------

先日のワンピースを手直しして、石井さんのお店に持っていきました。

香りつき前立てのアイディアはとても気に入ってくださいました。
石井さんはカモミールとミントの匂いが苦手のようです。
ラベンダーがお好きだとか。

さっそく試しに前立て部分にラベンダーを取り付けてもらって。

「ちゃんと香るよ」

「さり気なく香る感じがいいね。スタイリングする時あんまり匂いがきついと相手のモデルさんにも迷惑だし。」

今回私が選んだ香りの“素”は無農薬ドライハーブ。
さり気ない香りは“素”のおかげかな。

それからミーティングで意見が出た、色・柄×香りのアイディアも紹介しました。
その意見にも良い反応を示してくれて、一安心です。

「何か好きな色や柄はありますか?」

とお聞きすると

「お任せがいいな。私のイメージで作って。普段お客さんにデザインを頼まれてるから、逆の立場になりたいの。


そのお願い、石井さんならではですね。
それではここは私のセンスが重要だな。
地の生地が、オーガニックコットンを使うというのが前提だから、それと愛称の良い生地に。
でも、石井さんは必ずしもナチュラル感のあるものを求めてはいません。(cf.石井さん #2

そんなところにも注意したい。



さらに、
“外した後にも楽しめる前立て”
ですが、今日また新しい意見をもらいました。

「せっかくボタンホールがついているのだから、それを生かせないかな。
 たとえばハンガーにボタンをつけてそこに並べてつけられるだとか・・・。」

着る時だけでなく、その前後の生活まで気を配る、このアイディアはすごく魅力的です。
ぜひ取り入れてみたいと思います。



ひとつ石井さんが気になられたところがありました。

「私ポケットがついていない服は着ないのよね。」

石井さんの必需品は、携帯電話です。
相手先との打ち合わせ、分刻みで誰かと電話されています。

確かにポケットは必須です。

20070821

H先生 #6

モデルさんについて H先生


これまでの経緯
ⅰ)H先生 #1

ⅱ)H先生 #2

ⅲ)H先生 #3

ⅳ)H先生 #4

ⅴ)H先生 #5


 8月21日。先生はお仕事が最近忙しいので、電話で少しお話しました。

 この間、デザイナーの志賀ちゃんが、ポケットが透けていて、ハンカチが見える服を提案をしていて、僕もそこでアイディアが沸きました。

 ハンカチの柄が花のものを先生は持っているということで、あらかじめポケットが花のないレースで、ハンカチを入れると、花が咲いたように見えるという遊び心のデザインです。

 しかしながら、遊び心だけではありません。レースを使うことによって、通気性がよくなるために、湿ったハンカチをそのまま入れておいても普通のポケットよりも衛生的であるとう機能も含んでいます。

 先生は、昔の映画で、ある俳優が胸ポケットから、さっとハンカチを取り出すシーンを鮮明に覚えていると言います。ハンカチを取り出すという行為もデザインできたら素敵だと思いました。

峯岸 麻衣さん #3

------------------------------------------------------------------------------------------------
モデルさんについて  峯岸 麻衣さん
------------------------------------------------------------------------------------------------
これまでの経緯
ⅰ)峯岸 麻衣さん #1

ⅱ)峯岸 麻衣さん #2
------------------------------------------------------------------------------------------------



 先週会う予定だったのですが、麻衣ちゃんが体調不良だったので、今週金曜日に会うことになりました。その時までには何か具体案を提示できるようにと思い、月曜のデザイナーミーティングでみんなに相談してみました。そこで出た案、考えたことを書きます。

 服に関して
 ・彼女の解決すべき問題点として、ももの太さと肩幅の広さを目立たないようにすることがあります。彼女が普段パンツを履いているので丈長めのトップスとパンツを考えました。(写真下) 肩、胴、足の外側の布を中心よりの布より微妙に薄い色や素材で切り替えて、アウトラインをぼかし、視線を色の濃い中心に持っていけば、視覚的に身体のラインが細く見えるのではないかというものです。

 →全体を柄にして部分的に柄を伸ばしたり縮めたらどうか、ボーダーの太さをグラデーションで変えてみたり・・・などのアイデアをもらいましたが、それならいっそ膝丈くらいのワンピースに花柄などのスパッツあるいは細いパンツを合わせたらいいんじゃないかという意見も出ました。確かに自然な解決案です。彼女の好みと実際似合うかどうかを考えた上で決めていきたいと思います。

 靴に関して
 ・改めて彼女に作るべき靴は何なのか考えました。今までは散歩で長時間歩くことを中心に考えていましたが、散歩で長時間歩くなら普通にスニーカーを履いたほうがいいのではないかと思いました。散歩するときそこまで見た目を気にしないだろうし、運動するのに適した機能に関してスポーツ・アウトドアメーカーの作る靴に勝るものを作るのは実際厳しいと思います。そもそも僕らが作ること、手作りで靴を作ることの意味は違うところにあると思い、もう一度最初から考えてみようと思いました。

 ・服がどうなるかで靴の大まかな形は決まってくると思いますが、履き心地のよさはもちろん、服とともに彼女が気にしていること(腰まわりがしっかりしているetc)の解決につながるようなデザインを提案したいです。そしてどこかに彼女らしさ(象徴)を取り入れることができたらいいと思います。  

大村 祥子さん #3

------------------------------------------------------------------------------------------------
これまでの経緯
ⅰ)大村 祥子さん #1

ⅱ)大村 祥子さん #2
------------------------------------------------------------------------------------------------

今回は、結論から言うと今までの流れから
脱線してしまったように思います。
Tシャツを大村さんに見せて感想を聞こうとしたのですが、
思わぬ方向に進んでしまいました。

まずは、Tシャツの話をしました。
最大の失敗が、一度Tシャツを解体してしまったことです。
実物に似たものをピンで留めて見せるだけに終わってしまいました。
感想は、好感触でしたが、実際に着せてみないとやはりわかりません。
Tシャツのサイズ感を決めるためにメンズXLサイズのTシャツを
着てもらったところ、いい感じだったのでサイズは決まりました。
下に何を合わせるかという話に移ったあたりから方向が変わりました。

下に何かを合わせるというよりも、いっそのことワンピースにして、
ポケットを作ったときに出るドレープ(布のたるみ)が大きく出るように
したらきれいじゃないか、となりました。
盛り上がってしまった僕達は全体像を無視してどんどん進みました。
ラグランスリーブが好きと言っていたからラグランにしてみようか。
ラグランにレースをつけたらきれいかも。
大村さんがレース作りをしているという話から、
自分で作ったレースをつかった服って愛着もわいていいのでは。
いっそのこと袖を全部レースにしてみたら。
ボタンの配置はどうしよう。
たくさんの作品が生まれていくことが望ましいから、
ボタンを砂に見立てて上から降り積もるイメージで配置してみよう。

メンバーに伝えたところ、全体を無視していると言われ、
それが一つになるのは難しいのではないかと指摘されました。
まず、Tシャツの生地ではなくなります。
ドレープの分量を相当うまく計算しなければ汚くなります。
レースでできた袖と、他の部分との調和はどうなのか。

結果、TシャツはTシャツとして作り、ワンピースはワンピースとして
作るのがいいのではないかとなりました。
Tシャツは今までのコンセプトのまま、ワンピースは大村さんの
プロポーションの持ち味を活かしつつ、袖や他の部分に
筆などを付けれる工夫をすることになりました。
袖の部分に筆をつけ、筆の先があえて袖に当たるようにし、
その部分に絵画の額縁のような工夫をすることで、
汚れとされる部分に一つの絵画としての見方を加えると
いうような提案がされました。
リブを長くしてまくるようにしてはどうか、とも言われました。

うまく推敲しないと大変なことになってしまいそうです。
デザイナーとしての舵取りの大切さを感じました。

20070820

ミーティング 8/20

 今日は、りーしんの温度変化に対応するワンピースのスカート部分を持っていきました。

 やはり、実際に人に着せてみると、いろいろな、考えるべきポイントがあらわになりました。上のスカートを羽織ったときの下のスカートとの継ぎ目はきれいかどうかとか、横から見たときにバランスがいいかなどと、みんなの造形的な美的センスが垣間見えました。

 でも、柄や、構造の面ではとりあえず良さそうだったので、次回のミーティングまでにとりあえずの完成型を持っていきます!

20070819

元井 朗さん ♯1 

------------------------------------------------------------------------------------------------
モデルさんについて 元井 朗さん
------------------------------------------------------------------------------------------------

新しいモデルの元井さんに会ってきました。

実は元井さんは繊維研究会のOBで、今年大学を卒業し、今は舞台の衣装製作などをしています。
 
個人的に普段も良くしてもらっているので今回の製作は特に気合が入ります。



今の元井さんの生活には服作りということが外せなそう

単純に一日に占める服作りの時間が大きいだけでなく服作りに対する思いというのも相当なものだ



元々、語り好きな性格ではある(!?)が「服」の話にはとくに熱が入る




それはどこのブランドがどうとか、ではなく「服を着る」ということ




そして服作りのほか、自転車に乗ることも元井さんの今の生活では欠かせないようだ

ほとんど毎日マウンテンバイクで1時間ほど荒川沿いを走る

またそのときの格好が少しおかしくて上半身裸にタオルを頭に巻いて走るらしい

他に持ち物はなし!!!




逆に「服を着ないこと」も元井さんの美学なのかも・・・・・・・



自転車に乗るときに限らず外出の際の持ち物は少ない


小銭だけぽけっとに入れてうちを出るなんてことも

本人曰く小銭をポケットからジャラジャラ出すのが粋

かの勝新(カツシン)も額は違えど羽織の袖からお金を出していたことと言っていた

ミーティング8/19

ゆうりのウォールポケットな服について。


いいかなーって思いきや。。

部屋でリラックスしているときに
色々身につけるのって わずらわしくない?との意見。

たしかに。

忘れ物しないように、
持ち物を書いたタグを服につけるのはどうだろう?ってアドバイスをもらいました!

20070818

元井 朗さんについて

□名前 元井 朗

✸年齢 23歳

✸住まい 十条

✸職業 アルバイト

✸趣味 自転車、お笑い研究

□彼の紹介 大学を今年の春に卒業し、現在はフリーで服飾クリエーターを目指し孤軍奮闘している。他に特筆すべきは坊主頭が非常に似合うこと。

□洋服制作の着眼点 彼の趣味の一つである自転車を主眼に捕らえていこう思う。彼が自転車に乗るときは上はTシャツ一枚で暑くなったら脱いでハンドルに引っ掛ける。他に持ちものは汗拭きタオルのみ。ズボンのポケットに何か入れると自転車をこいでる途中で落とすから何も入れない。
この辺の問題を洋服でアプローチできたらと思う。また、それらを解決する過程で彼の言うところの「ユーモア」や「粋」をワンポイントに据えられたものができればベストであると考える。 

基信くん #6

モデルさんについて 基信くん
 
これまでの経緯
ⅰ)基信くん #1
ⅱ)基信くん #2
ⅲ)基信くん #3
ⅳ)基信くん #4
ⅴ)基信くん #5
-----------------------------------------------------------------------------------------------
今回は“着られなくなっても使える服”を基信くんとご家族に提案しました。

お母さんの意見として、
「男の子の服は、毎日汚れたりくたびれていくものだから、特別な時にだけ着る服でなければ再利用は難しい。」
とのこと。

前回のミーティングの時も指摘された事が、やはり問題でした。

出来るだけ、日常的に着る服であって欲しいので、この案は一時保留にしようと思います。



この案で実現したかったのは
・エコロジーのための服の再利用
・ 子供の時の思い出を残す
ということでしたが、また違った方法を求めて少しお話したところ

「思い出になるものだったら、家族が何かしてあげられるものも良いのではないか」
という案をいただきました。

すぐ浮かんだのは寄せ書き的なものを服に仕掛けるというメージですが、
これだけでは説得力にかけるのではないかと思います。
それをわざわざ服にする必要性が足りないからです。

服だからこそ出来ることをみつけたいと思います。

ミーティング 8/16

母が寒がりで
たくさんカーデガンやひざ掛けを持ち歩かなければならないことから
デザインをしています。


スカートにカーデガンをつけたもので
カーデガンから袖を抜き脱ぐことで
二枚がさねのスカートになるというもの。


そこで作ってきたプロトタイプ。

以下のふたつの点でデザインをしました。

上半身の長さはだいたい40cm
40cmの丈のスカートっていうのは
女子高校生のミニスカートくらい。

母はマダムなので、丈は60cmはないといけないので
カーデガンとして着た時に出る、
その20cmぶんの余りをドレープにして解決。


カーデガンを脱ぎスカートに変化したとき
カーデガンの肩部分はスカートの裾部分となる。
つまり、そでが ぴょろん とはみ出してしまう

袖があるからいけない。
袖をなくして、前後の布を肩で止めるオーバーオール形に。



出来上がったのは

上半身の布がドレープしているが、それゆえに肩のとめにくいオーバーオール

部分的に二枚重ねになっている一見ふつうのプリーツスカート

の2WAYな服。



肩がとめにくいのはまずいから
解決方法をみんなにアドバイスをもらおう。

20070817

佐藤 裕里 #1

------------------------------------------------------------------------------------------------
モデルさんについて http://sen-i07.blogspot.com/2007/09/blog-post_6313.html
------------------------------------------------------------------------------------------------

新宿にて 対談をしました。



寝坊で遅刻気味で現れたゆうりは
急いで支度をしてきたそうです。

その会話のなかで
『洋服のシルエットの組み合わせ方にルールがある。』と話していました。



今彼女は、ウエストがねじれている服を製作したり
彼氏のために 洋服を作ってあげたりしているらしいです。


欲しいなって思うものは 作ってしまうんだな と実感。


同じ大学で服飾を学んでいるだけに、彼女はほしいと思ったものも
必要だと思ったものも作れてしまうんです。



つまり、彼女に提供しなければいけないのは逆に
彼女が ほしいと思っていないものや 必要だと気づいていないものかな。


そんなの作っても気にいってもらえるの?って思うかもしれないのですが

ひとつある提案をしたら
『いいね!それ』と喜んでもらえました。 


忘れ物の多い彼女のために、忘れ物をぜったいしなくなる服!
ウォールポケットな服!

部屋でも、外出先でも使うもの

例えば携帯とか、リップクリームとか。そうゆうものを
ゆうりは部屋で使って おきっぱなしにして忘れちゃうらしいんですよね。

だから、部屋でも常に身につければいいんじゃない?って思って。

ポケットをたくさん付けてある服で たたむとポーチみたいになる服。

出かけるときに、その服を ぽんって鞄に入れて支度完了。

らくちんな気がしませんか。


 

石井さん #6

------------------------------------------------------------------------------------------------
モデルさんについて 石井さん
------------------------------------------------------------------------------------------------
これまでの経緯
ⅰ)石井さん #1

ⅱ)石井さん #2

ⅲ)石井さん #3

ⅳ)石井さん #4

ⅴ)石井さん #5
------------------------------------------------------------------------------------------------

石井さんの服の案をミーティングで紹介しました。
今回は,前立て一部分だけでなくて服全体のお話。

私が彼女にぴったりだと思ったのはシャツワンピース。
何度かお話ししたときの彼女の服装を考えてみると,いつも彼女はゆったりめの服を着ています。
「楽な方がいいから。」
これが一番の理由です。だから私も彼女の着やすい服を作ろう。

彼女の服装の中でも、私が一番彼女に似合っていると思った服装が、白のコットンシャツ。
生地もくたっとしていて、彼女の肌に馴染んでいました。
力んでいない服装なのに、だらしがなく見えないのは、石井さんだからじゃないかな。

きっと彼女自身が、ものごとをきっちりとやりこなすことのできる強い女性であるから
少し力の抜けた服装が、ちょうどバランスがとれているのだと思います。


それから彼女の仕事は車で買出しに行ったり撮影でスタイリングしたり、動くことの多いものです。手足も自由に動けたほうが良いはず。
足はワンピース+レギンスなどで十分活動的だろうから
袖のほうに少し工夫をしました。


一応形は作ってみたものの、まだ完成形ではないのでここではアップせず、実物をミーティングに持っていってみんなに見せるだけにしました。


全体についてはこのくらいで、前立てについて参考になる意見が出たので書き留めておきます。



「香りごとに色や柄を買えて、外した後も壁に飾れるようなもの、その色や柄を見て視覚からもその香りを感じられるものがいいね。」



試作品を今度石井さんに着てもらいます。

20070816

ミーティング 8/16

 今日は、片野瑛子のワンピースとKさんの作りかけのシャツを持っていきました。

 片野瑛子のワンピースは女の子に着せたら、妙に手がリアルで、あまり気分のいいものではなかったです笑 かわいい布でつもりだったので、うまくいくかなーと思いましたが、手は結構強烈な印象を残すんですね。もっと風に揺れるような柔らかい手を作りたいなーと思いました。

 シャツのほうは、Kさんのギターケースの金具が引っかからないように、レースの位置を工夫しました。それについてはみんなは好感触で、よかったです。はやく完成型を持っていけるようにがんばります。

ミーティング 8/16

○小清水 緑さんの服

・布を巻いた様な形が好き
・片付けやすい服
・着まわしできる物に惹かれる

ということに重点を置いて、
羽織れたり、ポンチョになったり、スカートにもできる巻物と、
ワンピースを提案しました。

でも、緑さんを知るほかの人にもらった意見で、
「似合わないよね」
「志賀ちゃんの服を作っちゃダメでしょ」

…そのとおりでした。

機能的な部分ばっかりに目がいって、
早く形にしなきゃって焦ったせいか、
Mさんらしさがあまり感じられない服をプレゼンしてしまいました。

もう一回練り直しです!!


○あびこななちゃんの服

先日着てもらった下着が見えないスカート(あびこなな #4)と、
ハンカチを入れると柄になるポケットがついたTシャツ、
ヘアゴムをボタン代わりにした服のプレゼンをしました。

「ハンカチというより、今の子はハンドタオルだよね」
という指摘があり、聞いてみたところやっぱりハンドタオルでした。

ハンカチのポケットに関しては、
・ハンカチが出てきてもおもしろい
・ハンカチをいれると花になる
というような意見も出ました。

Tシャツを作って、後はポケットのサンプルをたくさん作ろうと思います。

おばあちゃん #3

------------------------------------------------------------------------------------------------
モデルさんについて おばあちゃん
------------------------------------------------------------------------------------------------
これまでの経緯
ⅰ)おばちゃん #1
ⅱ)おばあちゃん #2
------------------------------------------------------------------------------------------------



今までおばあちゃんに話を聞いたり生活を観察したりしていて、今回やはり「解決すべき問題」があまりないように思った。問題がないというよりは、「問題にしていない」という方が正しいかもしれない。

おばあちゃんは背中が曲がることもなく、肩こりもなく、とても元気だ。
エプロンの話や暑がりであることなど、僕が気づいた点を質問したり提案したりするのだが、その返答には年を重ねることで生まれた、穏やかで安定した生活の感覚を感じる。

その度に「なるほどな」と思う。

特に不便に思うことなく生きている。

そんなおばあちゃんの生活から何かと「問題」を探そうとしている自分が、とても申し訳ないことをしているような気にさえなった。

今までは、それでも、本人が気づかない何かに自然に手を貸してあげられるようなものを考えていたのだが、今回話をしていて僕も無理矢理それに頭を悩ますよりも、もっと自然に、気に入って着てもらえるようなものをまず考えてみようと思った。

そのために、着易さ、着心地、手入れが容易であることなど普段着において基本的なことをまずはしっかり考慮しようと思った。

柄や風合いなどにこだわりのあるおばあちゃんにぴったりの布はなかなか見当たらず、探すのに苦労している。猛暑が和らげば一緒に見に行きたいところだが…。

何か使えるものはないかと思い、今回は亡くなったおじいちゃんの着ていた服を何着か出してもらった。おじいちゃんが亡くなってからもう何年も経つので、あまり服も残っておらず、僕はあまり覚えていないのだが、きっとおばあちゃんはおじいちゃんがこの服を着ていたのを覚えているのだろう。

押し付けがましくならないように、どこかに使えたらいいなと思った。

岡田 春輝 #6

------------------------------------------------------------------------------------------------
モデルさんについて
岡田春輝
------------------------------------------------------------------------------------------------
これまでの経緯
ⅰ)岡田春輝 #1
ⅱ)岡田春輝 #2
ⅲ)岡田春輝 #3
ⅳ)岡田春輝 #4
ⅴ)岡田春輝 #5
------------------------------------------------------------------------------------------------


編みこみシャツの製作開始。

まずは厚紙にパターンをおこし、それを編みこんでみてバランスなどを確認してから布で作ってみた。全体を均一に編みこむとくどい感じがしたので、太さなどに変化をつけることでそれを解消した。そのおかげで用途の可能性も広がると思う。

編むことで生まれる立体感が損なわれる気がしたのであまり濃い色は使わず、柔らかい色を選んだ。

N.Kさんの保温と通気の問題を考えていて思ったのだが、編みこみシャツは隙間がたくさん出来るため通気性もいいんじゃないかと思う。

…いっそモデル同士でペアルックにしちゃうとか?

20070815

片野 瑛子さん #2



モデルさんについて 片野 瑛子さん

これまでの経緯
ⅰ)片野 瑛子さん #1
  

 今週はモデルさんに会えなかったので、途中経過の報告になってしまいますが、片野瑛子さんの「痴漢される前にされてるワンピース」完成しました笑

 とりあえず、シンプルに作ったので、明日のミーティングでいろいろ意見をもらおうと思います。

 あとはKさんのシャツの改良版と、りーしんのワンピースにとりかかっているところです。

20070814

あびこ ななちゃん #4

------------------------------------------------------------------------------------------------
モデルさんについて あびこ ななちゃん
------------------------------------------------------------------------------------------------  
これまでの経緯
ⅰ) (Designer) あびこ ななちゃん #1
   (Camera) あびこ ななちゃん #1(同行カメラマン)

ⅱ) (Designer) あびこ ななちゃん #2
   (Camera) あびこ ななちゃん #2(同行カメラマン)

ⅲ) あびこ ななちゃん #3
------------------------------------------------------------------------------------------------
以前製作した‘下着の見えない’ワンピースの、
今回はスカートを製作してななちゃんに着てもらいました。








裾絞りのパンツのような形をしていて、
裾をももまで上げると、見た目がバルーンスカートのようになるというしくみです。

今回は裾を下に下げたパンツの状態と、
バルーンスカートの状態の差があまりなかったのですが、
本来の解決する問題は‘着まわし’ではなく、
‘下着が見えないこと’なので、その差はあまり求めません。


この日は、ななちゃんとななちゃんのお姉さん、お母さん、そして私の四人で話しました。


ななちゃんの姉は私の友人なのですが、遊びで寝ていない状態で来てくれて、
ななちゃんとお母さんはラーメンを直前まで食べていて…

本当にこの企画は色々な人の協力があってこそ成り立っているのだなーと
改めて感謝の気持ちでいっぱいになりました。


ところで、お母さんと話すのは初めてで、
ショーのコンセプトやななちゃんの服ができるまでのことや、
ななちゃんの性格・好きなことについてお話ができました。

コンセプトを話したら一分もしないうちに、
「カードを集める男の子だったら、
 ポケットがたくさんついてて見せびらかせるTシャツにすればいいんだけどねー」

…おかあさん、なかなかの切れ者です。


話していくうちに、学校に持っていくものの話になり、
もって行くのに困る時があるものがあることがわかりました。

それがハンカチです。

・もって行きたいけどどこにもポケットがないと困る。
・友達にも貸せたら良い。

このようなことを話してました。

すぐ浮かぶのは、ハンカチを入れるとそれが柄になるTシャツ。
どんな色にするか、どんな柄にするか考えることは色々あります。

それと、私がずっと気になっていた、ななちゃんのヘアゴムの多さ。
聞いてみたところ、やっぱりたくさんもっているようで、
これも何かにできたら良いなと思います。

いくつか作っていって、
ななちゃんが気に入ってくれたものを使いたいと思います。

高橋さん #5

-------------------------------------------------------------------------------------
モデルさんについて 高橋さん
-------------------------------------------------------------------------------------
これまでの経緯
ⅰ)高橋さん #1
高橋さん #1(同行カメラマン)

ⅱ)高橋さん #2

ⅲ)高橋さん #3
高橋さん #3(同行カメラマン)

ⅳ)高橋さん #4
-------------------------------------------------------------------------------------



Tさんの袖を変えてみました。
ボタンをつけて袖の内側に収納しようと考えたものの・・・

袖のぼってり感が美しくないです。

問題を抱えたままメンバーに相談したところ、

袖先をしまった状態から始めようとしているから行き詰まるのではないか。
シャツの袖でも、大抵の袖というものは伸ばした状態のものを捲り上げるというのが基本なのではないか。
アームウォーマーを出した状態で美しい形を考えてみてはどうか。

というアドバイスをもらいました。


確かに今の袖では、「袖を引き出す」という動作がなんとも不自然で不恰好です。
丸みを帯びた、この袖の形を生かしつつ、袖先にアームウォーマーがついた状態がきれい。
そういう形を考えるのもおもしろいですね。

野口耕司郎さん #3

------------------------------------------------------------------------------------------------
モデルさんについて
野口 耕司郎さん
------------------------------------------------------------------------------------------------
これまでの経緯
ⅰ)野口さん夫妻
ⅱ)野口耕司郎さん #2
------------------------------------------------------------------------------------------------
前回お話を伺った時、通気性について和服を例に挙げて話を進めたのだが保温性や動きやすさ、普段着ることを考えると基本的な形はやはり洋服がベースになる。(野口さんは建築家という職業柄ドレスコードが無いため、どんな形でも良いものならば喜んで着るといっていた。)
ボタンの留め方やインナー・アウターの合わせ方、羽織る、巻く、…など一番色々な着方が出来ると考え、まずはシャツの形を思い浮かべた。保温と腕まくりの要素が必要なため、長袖のものだ。

次に、通気の問題を解決する必要がある。
「保温=暖かさ」であるのに対し単純にその逆、つまり「通気=涼しさ」ではないのではないかと思った。
それにもし涼しさが必要なだけであれば着ているシャツを脱げばいいし、タンクトップかTシャツに勝るものを作るのは難しい気がした。

そこで、耕司郎さんの生活の中で必要な時にだけ風を通せるような服を考えてみようと思う。
布や服の性質上もちろん絶対にその時だけというわけにはいかないが、自転車に乗っている時に自然に風が抜けるようにイメージして形を考えた。

出来るだけ自然に風の抜け道を作りたかったので、新たに窓をあけるのではなく腕や身頃や※ヨークの継ぎ目に着目して風を通してみようと思う。

※ヨーク【yoke】:衣服の立体化や装飾のために、肩・胸やスカートの上部などに入れる切替え布。(広辞苑)

20070813

石井さん #5

------------------------------------------------------------------------------------------------
モデルさんについて 石井さん
------------------------------------------------------------------------------------------------
これまでの経緯
ⅰ)石井さん #1

ⅱ)石井さん #2

ⅲ)石井さん #3

ⅳ)石井さん #4
------------------------------------------------------------------------------------------------



先日のアイディアをもとに、さっそく“香る前立て”をつくってみました。(ネーミングはもっとよいものがあるはず・・・)
ボタンがついている方に取り付けます。



短冊の生地で香りの“素”となるものを包んでいます。
今用意しているのは、ラベンダー、ジャーマンカモミール、ローズヒップ、ローズマリー。
どの香りを着るかは、その日の石井さんの気分次第。


他に石井さんの好きな香りがあればそれ用の短冊を作らなきゃ。
次に彼女に会うときには,どんな香りを入れようか一緒に考えようと思います。

毎日の香りを、アクセサリー感覚で楽しんでもらいたいな。

ミーティング 8/13

吾郷さんの上着に関してのプレゼンをした

------------------------------------------------------------------------------------------------
モデルさんについて 吾郷健太さん
------------------------------------------------------------------------------------------------
これまでの経緯
ⅰ)吾郷 健太さん #1 
ⅱ)吾郷 健太さん #2 
  吾郷 健太さん #2(同行カメラマン) 
ⅲ)吾郷 健太さん #3 
ⅳ)吾郷 健太さん #4
------------------------------------------------------------------------------------------------


昨日、会った時に二人で決まったTシャツ60枚計画を提案した。詳しくはリンクを見てもらえればわかるんだけど、簡単にこれを説明すると「服を選ぶのが面倒なら選ぶ余地をなくしてしまえばいいじゃん」という発想から汎用性の高い白Tシャツを大量に作るという計画。それで60枚ってのは彼の今もっているタンスの引き出しが一杯になる数字。



そこで皆からもらった意見をまとめると以下のよう

✸白Tシャツは意外とあまりなんにでも合わない
□僕が作る必要がない。つまりへインズを買えということか
□ショーで白Tシャツ一枚はどうなの?ということ
□制作に時間がかかる
                        etc

かなりギリギリなことだし、こう言われることは予想できたのでかなり詰めていきましたが・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・論駁できませんでした。 



よってこの案、保留になりました。chan!chan!

20070812

紀元 由有さん #2

------------------------------------------------------------------------------------------------
モデルさんについて 紀元 由有さん
------------------------------------------------------------------------------------------------
これまでの経緯
ⅰ)紀元 由有さん #1
------------------------------------------------------------------------------------------------


 デザイナーの俊平と一緒に、モデルの紀元さんと新宿にてお話しました。

 前回レッスンを見に行ったときに気になっていた足先だけ履く靴下の履き方について伺いました。滑り具合とグリップのバランスがいいからそうしているのかと予想していたのですが、「それもあるけど、汗取りのためです。本当は靴下を履くのはあまり好きじゃないんですけど、汗取りのために仕方なく履くことが多いです。」だそうです。

 紀元さんの足元

 ・足が太く短く見えるから、靴下は好きではない。履かないor見えないようにする。
 ・撮影現場が土足禁止のところと土足OKの床とで区切られていることが多く、すぐに脱ぎ履きできるものじゃなければいけない。スリッポンが多い。
 ・普段履くならブーツやヒールが好き。紐靴は持ってない。
 ・振り付け師という職業柄よく動く。動きやすさ、高すぎないヒール、耐久性は必要。
 ・まわりの人が業界人など大人が多いのでそれなりにエレガントさがないとなめられる。(相手に与える印象を考えて、自分で気を付けて変えられることは変える)

 特によく動くという点や脱ぎ履きしやすさを上手くデザインで解決していけたらと思います。

吾郷 健太さん #4

------------------------------------------------------------------------------------------------
モデルさんについて 吾郷健太さん
------------------------------------------------------------------------------------------------
これまでの経緯
ⅰ)吾郷 健太さん #1 
ⅱ)吾郷 健太さん #2 
  吾郷 健太さん #2(同行カメラマン) 
ⅲ)吾郷 健太さん #3 
------------------------------------------------------------------------------------------------


吾郷さんに新宿で会ってきました



彼が上に着るものを考えた。



二人で長いこと考えた。


途中で「出不精は結局は本人次第で服ではどうにもならないのじゃないか」という根本を揺らがす意見にもめげず・・・・・・・いやかなり食らいながらも考えた。
    



服を選ぶのが面倒くさいならいっそのこと白Tシャツがたくさんあれば選ぶ余地が無くなるからいいのではないかと提案した。

タンスの引き出しに白Tシャツが一杯に入っていたらほっとする気がする。

本人もかなり納得してくれた。

白Tシャツを僕が大量に作る。


決して一枚の服で問題を解決しなくてもいいと思う。無理やり一枚のもので解決しようとするのは時として本質を見まがうのでは、と思うのだ

  

しかし、やはり今回の展示法方法がショーだということを完全に無視してはならないと思う。


ショーは一回きりのものでぼくが何枚作ろうとショーで見えるのはたった一枚の粗野な白Tシャツ

見た目ははっきり言ってよくない
   


うーんうまいことその辺のバランスをはかっていきたいとこです・・・




帰りに新宿西口思い出横丁に寄りご飯(お酒は我慢しました)を食べました
今度はここでがっつり飲もうと約束してお別れ


公平さん #5

------------------------------------------------------------------------------------------------------
モデルさんについて 公平さん
------------------------------------------------------------------------------------------------------
これまでの経緯
ⅰ)公平さん  #1

ⅱ)公平さん  #2
 公平さん #2(同行カメラマン)
ⅲ)ミーティング 6/7

ⅳ)公平さん #3

ⅴ)ミーティング 7/5

ⅵ)公平さん #4
------------------------------------------------------------------------------------------------------


繰り返しですが、今回の公平さんの服は、「いつでも踊りだせる服」

でも、ジーンズについて、まだまだ改善の余地がありそう。そこで、知り合いのダンサーにも調査してきました!
「ダンスしていて、何かパンツについて不便な点はない?」

そこでみんな口を揃えて言うのが、
「スウェットやジャージのパンツでない限り、普段のパンツでは足が開きにくくて困るんだよね。」

特に今、私が作ろうとしているジーンズは、生地も硬く、普通以上に足が開きにくいはず。
だけど、公平さんはスウェットやジャージのパンツよりもデニムのほうが普段着としてはきやすいらしい。

ここで、普段でも気軽にはけるスウェットやジャージパンツを作るのもひとつの手だけれど、公平さんの今の普段スタイルのままで問題を解決したい。


動きやすいジーンズにするにはどうすればいいのだろう・・

少し解決策を考えてみます。

紀元 由有さん #4

-------------------------------------------------------------------------------------------------
モデルさんについて 紀元 由有さん                                        
------------------------------------------------------------------------------------------------ 
これまでの経緯
ⅰ)紀元 由有さん #1
  紀元 由有さん #1(同行カメラマン)
ⅱ)紀元 由有さん #2
  紀元 由有さん #2(同行カメラマン)
ⅲ)紀元 由有さん #3
  紀元 由有さん #1(Designer* Matsumura Yuta)
------------------------------------------------------------------------------------------------
    
新宿にて紀元さんに会ってきました。


靴デザイナーの Designer* Matsumura Yutaも一緒に行ったので彼の日記もご参考に








紀元さんには以下の三つの洋服スタイルがある

1激しいレッスンの時のスタイル
2CMやロケに行く時のスタイル
3お出かけの時のスタイル



1、3に関しては出かけるときからその格好(1であれば家着のような格好、3であればおめかし)を単にしていけばいいのだが2のときはそうはいかないらしい。





なぜか・・・・・





それはCMやロケ現場では「お偉いおじ様」と話すことも多いことから、家着のようなスタイルではやはりまずいらしい。かといって演者さんには振り付け指導をしなくてはならないからある程度動ける格好でないとダメという・・・・・・板ばさみ状態!!!

それを解決するべく多くのダンサーさんは普段でも着られようなジャージ(具体的にはY-3adidas by Stella McCartney をあげていた)を利用しているらしい

こんなのとか
こんなのとかかな              Y-3
                   adidas by stella McCartney

しかし・・・・・・・



ジャージは自分ではないということからジャージを普段着にするのは気が引けるらしい。単にみんながやってるから自分はヤダという天邪鬼精神からかもしれないだとも言っていたけれど・・・
 しかし、ジャージの見た目が好かないだけでジャージの機能面は認めている。


そこで話は一旦「じゃあエレガントなジャージがあればいいですね」にまとまった
ジャージで赤カーペット歩けるくらいなやつ




「アンジー ジャージ で アカデミー」 

※ハリウッド女優アンジェリーナ・ジョリーがジャージでアカデミーショーの赤カーペットを歩いちゃうという意味で


なんてくだらないコピーまで考えてしまいました・・・・


すいません

20070811

鈴木 歩さん #8

モデルさんについて 鈴木 歩さん

これまでの経緯
ⅰ)鈴木 歩さん #1
ⅱ)鈴木 歩さん #2
ⅲ)鈴木 歩さん #3
ⅳ)鈴木 歩さん #4
ⅴ)鈴木 歩さん #5
ⅵ)鈴木 歩さん #6
ⅶ)鈴木 歩さん #7


------------------------------------------------------------------------------------------------
便利さや、機能を押し付けられることを嫌い、
古いものも自分で直したり、小物をつくったりする歩さんの感覚に合う服が出来ないかと考えていました。

一生懸命彼女の趣味を把握しようとしましたが、予想を裏切られてばかり。
だからわたしは彼女のことを攻略することを諦めました。


歩さんの好きなようにできる服をつくります。

イメージとしては
服の形をした枠を作り、そこに好きなように布をはめ込むのです。



こんな感じです。奇抜ですね。
これは他のメンバーにはすんなり受け入れられることはないと思います。
でも歩さん本人は気に入ってくれると思う。

もっと自然に綺麗に見えるように工夫したいと思います。