20070613

大村 祥子さん #2

------------------------------------------------------------------------------------------------
これまでの経緯
ⅰ)大村 祥子さん #1
------------------------------------------------------------------------------------------------


今日は絵を描いてもらい、
その動きを観察してデザインのヒントを拾うことをメインに
大村さんと会ってきました。

大村さんは絵を描いたり、自分で小物を作ることが好きで
今日の髪飾りも自分で作ったそうです。
ハンドバックより少し大きい木製のカバンの中に画材が一式入っていて
重そうでした。
普段は重いしめんどくさいのでこんなに持ち歩くことはありません。
あまりこだわりはないけれど、画材は多いにこしたことはないそうです。
描いているところを見て思ったことは、
描く-筆を置く-カバンから出す-描くのサイクルで
出し入れが大変そうというのが一番でした。
実際、あれば使うそうですがやはりめんどくさいとのこと。
普段からスペースもない場所で描くので画材は少なくすましてしまうそうです。

服に画材をおくスペースを作れたら、
もっとイラストの幅が広がり、楽しくなるのではないかのではないかと思い、
考えてみました。
画材はその時の気分で変わるし、自分でそのスペースを作れたらと考え、
ポケットが作れるTシャツを試しに作ってみました。

試作品として作ってみたものが写真のTシャツです。
ボタンの裏にボタンホールがあり、
ボタンとボタンをくっつけることでポケットを作ることが可能です。
まずはボタン4つで作ってみました。

ここで作られるポケットは縫い付けられていないので、
上からだけではなく、用途に応じて横からモノを入れることも出来ます。
下の二つのボタンをそれぞれ真上のボタンとくっつけると四角の空間が出来ます。


筆のような細いものを引っ掛けたい時には、隣同士のボタンをつまむようにしてくっつけるとそのための空間ができます。


ボタンの数や配置は、これから考えなければならない点です。作った当初は入れた物が隙間から落ちるのではないかという不安もありましたが、ボタンをくっつける際に布を引っ張るため、身体にフィットしているので落ちませんでした。携帯電話を入れても大丈夫でした。

メンバーから落ちる可能性があるのに、
大丈夫だからといって解決しようとしないのはよくないとの指摘があり
そこは解決すべきだと思いました。

ボタンは、花の模様のものを使い、ボタンをくっつけることで花束のようになることをイメージしていたのですが、小さすぎるのと、球体に近いのでボタンが滑って外れやすいので再考しなければと思います。

0 件のコメント: