歩さん
以前彼女が家にカメラを忘れて困っていたことをもとに、忘れ物を防止するポケットを提案しました。
仕組みとしては
ポケットに中の物が覗くような窓をつける
↓
物が入っていれば窓からその物が見え、何も入っていなければ目立つ色や柄が見える
↓
そうすれば出掛ける時に鏡を見た時、ポケットの窓からのぞく色や柄が忘れ物に気付かせてくれる
というものです。
この機能が必要ない時にも、窓からのぞく色や柄がデザインのポイントになります。
この絵の服じたいがスキーウエアにしか見えないという指摘はありましたが、仕組みに対する反応はまあまあ良いようでした。
物が入っていないときも計算されて考えられている点が面白い、という声もありました。
しかし問題点も。
○カメラは何かの拍子にぶつけてしまいそうで、ポケットには入れない
というものです。
わたしはあまりカメラを持ち歩いたりしないので、カメラを持つ人の心理が良く分かっていなかったようです
この解決策としてコンセプトデザイナーの磯谷くんから
「カメラの肩から掛けるひものラインにそって色をいれればよい」という案が出ました。
肩から掛けた場合、カメラ本体はぶらぶらしていますが、肩付近のひもは比較的安定しています。
そのため、カメラがあれば色はひもに隠れ、無ければ初めて見えるようになります。
なるほど!
あとは歩さん本人が気に入ってくれるか、です。
藤本先生
服をつくるにあたって取入れたいことを話しました。
①仕事においてonとoffの区別をつける
②いま先生が持っている便利な道具を生かしたい
③面白い、可愛いだけのデザインでなく、機能的なものを中心に考える
②は前回先生とお話したこと(藤本先生 #5)から生まれた着目点ですが、先生は色々な種類の自分の生活に必要な道具を使いこなしていました。
そしてそれらの道具に愛着があるようでした。
だから、今からわたしがつくるものを新しく提供することで、それらの道具が不用になることにはしたくないと思ったからです。
しかし、この方向性ではなくわたしのプレゼンの仕方に意見がありました。
それは簡単に言うと「分かりづらい、伝わらない」ということでした。
プレゼンなんてこの企画以外ではほぼした事がないので勝手が分からない状態ですが、
この意見を参考にもっと理解してもらえるような話し方をするよう心がけます。
20070712
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