20070802

石井さん #2

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モデルさんについて 石井さん
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これまでの経緯
ⅰ)石井さん #1
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スタイリストの石井さんのお話。


彼女はいま、知り合いからの誘いをきっかけとしてオーガニックコットンをブランドの服に使い始めているそうです。

環境への配慮
それがオーガニックコットンの使用の第一の目的でしょうが、
オーガニックコットンへの彼女の考えを少しお聞きしました。

石井さんがオーガニックコットンのお仕事を始めたきっかけは知り合いの誘いからですが、
その後、オーガニックコットンのことを調べるにつれ、
彼女自身、オーガニックコットンの重要性に気がついたそうです。


オーガニック・コットン(有機栽培綿)とは、3年間農薬や化学肥料を使わないで栽培された農地で、農薬や化学肥料を使わないで生産された綿花のことだそうです。栽培に使われる農薬・肥料については厳格な基準があるようで生産には多大な努力を必要としています。
もちろん費用もかなりかかります。この手間と費用が、オーガニックコットンの普及を妨げているひとつの要因であるようです。


とはいえ最近はエコブームもあって、一部の人たちの間ではオーガニックコットンの使用は広がっていますね。

でもそれは本の一部。日本で現在、オーガニックコットン流通率は%で表せないほど少ないそうです。

オーガニックコットン普及のために、彼女が指摘するのは、今出回っているオーガニックコットン製品はナチュラル志向者が好みそうな意匠になっているために一部の人にしか注目されないのではないかということ。

そういえば製品の色も生成りとか茶系統とかアースカラーが多いですよね。

彼女は服を買った人が買った後に「あ、これオーガニックコットンだったんだ。」とはじめて気が付くような服を作ろうとしています。
例えば、ビビッドカラーのオーガニックコットンでもいいじゃない。
「オーガニックコットン」と表に出さなくてもいいじゃない。
そうやって全ての人に広まればいい。

この、「確実に出来ることを無理せずやる」という姿勢が、石井さんらしく感じました。

彼女自身、肌が弱く化繊でまけてしまうそうです。

彼女の服にはオーガニックコットンを使おうと思います。
それが彼女の考えを尊重することにつながるし、私も彼女の考えには共感したので。

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