モデルさんについて りーしん
これまでの経緯
ⅰ)りーしん #1
ⅱ)りーしん #2
ⅲ)りーしん #3
6月2日。前回服における時間軸のお話がでましたが、そのことを踏まえて、りーしんとお話しました。
今日のお話はりーしんの
「服から写真が浮き出てくればいいのに。」
という一言がすべてでした。その言葉に対して、僕は服自体をタイムカプセルにしてしまえばいいんじゃないかと思ったのです。一定の期間が経ってから服の中から写真が何らかの形で可視化するようなデザインです。
りーしんはかつて両親に、自分の小さい頃の写真や、両親の新婚時代の写真をアルバムにきれいにまとめてプレゼントしたことがあって、それをもらった両親は感動して思わず泣いてしまったそうです。
そんなエピソードもあって、服にタイムカプセルという時間軸をもたせるのはおもしろいと思います。その服ができたとき、その人が何を写真に収めていたか。写真は撮る人の個性がにじみ出ます。服に写真が浮かんできたときに、その人が写真を撮った当時のことを思い出すことができるということは素晴らしいことではないでしょうか。
服に写真を取り込むことがその人の生活における物理的な問題解決にはならないとは思いますが、その人の精神的な部分を大きく動かすという点でいいデザインなんじゃないかなと思いました。
20070602
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿