まず始めに、コンセプトデザイナーの拓也から「構造、象徴、デザイン」をもっと同時に意識するべきだという指摘を受けました。
確かに、今回のコンセプトの中心である、問題解決型デザインという言葉に惑わされて、自分は構造の側面しか見ていなかったことを反省しました。構造の面であれば、モデルがその人である必要があまりありません。
象徴をもっとデザインに。その人の精神的な部分を(その人を表現するとは違った意味で)もっと考えなければと思いました。そして構造と象徴を融合させてデザインしなくては本当にいいもの、よりパーソナルなものはできないと思いました。
今日はKさんについてジーンズの可動性のアイディアを募りました。単に素材でストレッチを使えばいいのかもしれませんが、僕はそれだと少しつまらない気がして、もう少し機能的に解決できたらなと思います。具体的にはこんなアイディアがあります。
・部分的に手縫い(ナポリのスーツはすべて手縫いだから身体にフィットする)
・プリーツ(折り目)を効果的に使う
・バイアス(布の目が斜め。一番伸びる向き)を効果的に使う
夏休みに入るので、時間を惜しまず、いろいろ試します!
ちなみに、最近ナポリの仕立て屋が主人公の漫画、王様の仕立て屋 にはまっています。
結構、メンズスーツに関する薀蓄が身につきます笑
20070726
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