20070629

高橋さんについて

□名前 高橋晶子

□年齢 21歳

□住まい 気のいい大家さんのいるアパートの一室

□職業 大学3年生

□趣味 画廊・美術館めぐり、読書、ライブ、映画鑑賞

□彼女の紹介 都内の大学の美術史専攻の彼女。美術に対する関心が深く、同じ大学の私(デザイナー:宮村)は、よく美術関係の授業で彼女を見かけます。彼女は学校のない時間はよく画廊や美術館に足を運びます。一見おとなしそうに見える彼女ですが、実はバリバリロックのライブにも行ってしまうほどのアクティブな女の子です。

□服制作の着眼点 今回は、彼女のお出かけスタイルに注目しました。一着目は、画廊へ行くことを想定した服です。彼女は画廊へ行ってお気に入りの作品をみつけると、出入り口の芳名帳に名前を残すそうです。名前を残すというのは、自分がその場へ来たことの証。とても意味のある行為だと思ったので、その行為の意味をもっと感じてもらいたくて、特別な袖にしました。ものを書く姿勢になると袖口の裏地の柄が見えるボレロ。袖口が見えた瞬間、何かはっとするものがあればと思いました。
さらに、寒がりな彼女のために裏地を外へ取り出してアームウォーマーとしても機能するようにしました。
 彼女の二着目は、お出かけする際の必須アイテム、ハンカチ忘れ防止の服です。彼女は少しおっちょこちょいなところがあります。約束の時間を忘れていて、慌てて外出の準備をすることもしばしば。「そんなときハンカチを忘れてしまうことがあって、困っちゃうんだよね。」その話を聞いて、ならば服を見ただけでハンカチを思い出してしまうようなものを作ろう!ということを考えました。単純だけどわかりやすい、ダミーのハンカチがポケット口からのぞいています。

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