20071018

ミーティング 10/18


 Showまであと一ヶ月となり、製作のほうも大詰めをむかえています。

 今日はKさんのもうひとつのバージョンのパンツを持っていきました。以前動きやすいパンツを作ろうと思った際に、マフラーの伸縮を利用としたのですが、うまくいかず、マフラーのアイディアは放っておいたんですが、ここにきてまたマフラーを使うことに!

 Kさんは結構お腹が冷えるのを気にするみたいで、股上の長いパンツが欲しいみたいだったので、僕はマフラーを使って、腹巻がくっついたようなパンツを作りました笑 
 
 名前はかっこ悪いですが見た目はかっこいいです笑 構造は名前のまんまなので実物はSHOW当日のお楽しみです。

 マフラーの中でもサッカーチームのマフラーは生地が厚くて、丈夫で、伸縮していい感じであることもついでに発見しました笑



 さらに今日は片野さんの新しいワンピースもあります。



 以前片野さんとお話したときに、片野さんは人とのつながりにエモーショナルさを感じると言っていて、僕はそれを服でどうにかできないかなとずっと考えていました。



 そこで思いついたのが「一人では着ることのできないワンピース」



 女性の方は小さい頃にお母さんに着物を着せてもらったことがあるんじゃないかなと思います。服は基本的に一人で着るものですが、昔は人に着せてもらう機会ももっともっとあったはずです。



 服を他人に着せてもらうことは、その行為の時間を生み出すことになります。人とのつながりの時間を。




 そんなコンセプトで作ったこのワンピースはボタンが背中に付いていて、さらに袖の部分にも人に結んでもらうリボンが付いています。



 服をデザインしたというよりは、服を着せてもらうという行為とその時間をデザインしたと言う方が正確です。

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