UDPのコンセプトにも表れる「生活者」について考えてみます。
さらに、デザインにおいての関係性の意味。
そして、生活者とエコについて。
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「生活」には、「生を活きる」という意味の他に、「生を活かす」という意味が含まれると思います。
つまり、「自分が生きる」という軸の他に、「他者を生かす(自分を生かしている要素を活かす)」という意味が含まれているのではないでしょうか?
このような観点で「生活者」とデザインを見ると、非常に興味深く思います。
デザインで言えば、「ある一つを美しく解決する」前提として、「それによって他の美しさを損なわない」という発想が重要だと思う。
この発想は、これまでも「関係性」と言われるコトバなどで説明されてきました。
例えば、建築と周囲の関係性など。
ここでいう関係性は人工物同士、もしくは、人間にとっての機能性としての環境を指していたように思います。
これからは、「見える関係性」ではなく、「見えない関係性」が重要になるのではないでしょうか?
人と人、人と自然。
エコもこのように「生活」から導きだされる見えない関係性から見ると、むしろデザインの前提になるように思います。
UDPでは、環境問題をクローズアップする姿勢は全面に出していませんが、「生活者軸のデザイン」を突き詰めて行くとエコは表れてくるのではないでしょうか?
20070806
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